25
- 348 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 21:49:39 ID:9n3bUPLi0
- 20
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| さすがにこれが何であるか判ったようだな |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿／
|／
／|
＿ ／￣~"''‐-／＼|
| /￣/ < |
| / i ヽ |ヽ
| / /:| ｀´: :|
/ /:::::::ヽ : : :ヽ
ﾚi:::::::::::::::＼ : : :ヽ ,､
/;;;}: : : : : : : :ヽ : : : |／/|
（;;;ﾍ ＿, ヽ : : : ／ / .|
ヽ ''‐- ,,＿ ..:::ノ: : : ,,: :´７/ヽ|
＞￣￣フ´ ￣ :彡:「o」 ポイッ
/ o /TTTヽ: : ヽ
/ o | .| | | .|‐7: ヽ
- 349 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 21:50:14 ID:9n3bUPLi0
- 19
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 本物の手裏剣か、こりゃあ・・・・・・今時残っていたとは信じられねえ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
|／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 強靭な魔法の武具は、望んで破壊されぬ限り存在し |
| 続ける。造り手は死に絶え、技術は途絶えようともな |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
＼|
,､＿ ､ ,､ て ,､ ,､
／/┤ | ,! ｀~' ヽ て /￣ ' 丶
/ || }o o | Σ〉 o そ
ヽ, ノﾉ ヽ д uノ ﾚヽд uヾ
/￣ ｀ヽ / /l ヽ / ヽ
/ | （_つ(二_ノ / |
- 350 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 21:50:48 ID:9n3bUPLi0
- 18
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| これなどは最たるものだ。ダイヤモンドの騎士の装具のひとつ──あの女王が背負う聖剣 |
| ハースニールに匹敵する剣を鍛造しようと夢みた刀匠の執念が生み出した魔法剣。 . |
＼＿＿＿＿＿＿＿ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| ハースニールには及ばなかったが、手裏剣以上の威力を持つに到ったこの剣が多量に造り出さ .|
| れるのを畏れた時の王は、製法が流布される前に刀匠を捕らえて惨殺したと伝えられている |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_／
∨
,, ‐''"￣"''‐､
|＼´: : : ,-､ ｀／|
|／ >: :/::::::| < ＼|
,レ': : : /:::::::::ヽ ヽ lヽ
/: : : : ／::::::::::::::::ヽ ヽ
（二二） /: : : ／: : : : : : : : : :ﾍ ヽ
| | |: : : / | |
,-─-─-─-─.| |‐- ､ |: : : |;; ⊂⊃ .::| |
／￣＼ / / / / .／￣＼┌─────────────────────────
| /^ヽ |￣￣￣|⌒ |⌒ |⌒ |⌒ l /^ヽ |||
| ヽ_ノ |＿＿＿| | | | |. ヽ_ノ |||
＼＿_／ ヽ__,ヽ__,（￣￣｀＼＿_／└────────┬┬───────────────
ヽ｀ー─' .| |/ / , ,; ヽ
｀ー─‐| |'‐─━'¬'冖': : : O |: ヽ
（二二） |: : : |: ヽ
ヽ: : : Ｏ /: : |
|ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿ イ: : : |
|: : : i i i i |: : : |
- 351 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 21:51:27 ID:9n3bUPLi0
- 17
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| これは貴様が使うがいい。ロードの使う剣としては、ハース |
l ニールを除いてはこれ以上のものはそうそうありはすまい |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
＼|
A-A
〈::::,─〉
<n;;;;：;>
0G(0)二二二二)
ノu;;;;;;ゝ ∧,,∧
ミﾟ； 彡
|＼
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| あ、ああ──しかし、あなたは何者なのだ。このような稀少な |
| 品々を持ち、それを惜しげもなく我々にくれるという・・・・・・ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
- 352 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 21:52:04 ID:9n3bUPLi0
- 16
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
l 私自身も大破壊は近いと踏んでいた。それならば、 |
| 己の使えぬ品を抱え込んで何になるというのだ？ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
＼| ／￣￣￣＼
| ・・・・・・ |
＼＿ ＿／
|／
＿ lヽー/ヽ
lヽn ンl _γo o そ
/'/ l ｀'ヽ ゝn д u ゞ
// ヽ | 0∩(0)二∩二二）
ヽヽ o ﾉノ ｀´u ｀´ |
/ ｀´ ヽ | |
（ ｡ | | n |
／|
／￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣＼
| まずはその剣、抜いてみるがいい |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
- 353 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 21:52:41 ID:9n3bUPLi0
- 15
_
｀´
∧,,∧
n ミДﾟ ,,彡
＜三三三(0)と´ ﾐ
｀ミ u ﾐ [二二二二）
(_/ ヽ_)
- 354 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 21:53:15 ID:9n3bUPLi0
- 14
（
）
ﾌﾜﾌﾜ
/
（（ (ヾヽノ/） ））
｀ー‐ ´
＿＿
| |＼
|＿__| ＼
＼ ＼ ＼
＼ ＼ ＼
＼ ＼ ＼
＼ ＼ ＼
＼ ＼ ＼
＼ ＼ ＼
＼ ＼ ＼
＼ ＼ ＼
＼ ＼ ＼
＼ ＼ ＼
- 355 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 21:53:51 ID:9n3bUPLi0
- ＼ ＼ ＼
＼ ＼ ＼
＼ ＼ ＼
＼ ＼ ＼
＼ ＼ ＼
＼ ＼ ＼
＼ ＼ ＼ ,-､
＼ ＼ ＼ （ ＼
＼ ＼ ＼ ／＼__ノ
＼ ＼ >＿／ ／
＼ ／ ＿ ＼／
（ ｀´| |＿| |／￣￣~"''‐- ,,
） ／＼＿, ／
, ） ,-､／ ／ ｀/ ／＼
くヾヽ （ ( ＼／ （＿_/ ^）-､｀''‐-
ヽン ＿ ＼_ノ （＿＿／ ﾉ-､ ＼
/// ﾍ ／ /-､ .＼／
（_ノ ｀´( / / ＼
／ ｀ ´ー '＼
- 356 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 21:54:39 ID:9n3bUPLi0
- 13
|
||
||
||
||
,､ || ,､
＿| ｀ｰ||‐´ |＿
ヾ O || O ノ
∠. c||っ u ゝ
ヽ || ノ
,,-‐'' || ''‐- ,,
{ [_] }
＼_二＿},, - /
〉 {＿,, -‐'
/ [] ヽ
／|
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ｾﾞﾉ ￣＼
| この剣に・・・・・・この剣にもっと早く出会えていたならあの妖獣ど |
| もを一刀のもとに斃すことができただろう。これに比べれば、今ま |
l で手にした最高の魔法剣ですら練習用の木剣のようだ・・・・・・ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__／
- 357 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 21:55:14 ID:9n3bUPLi0
- 12
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
l エクスカリバー──その剣の呼称だ「貪るもの」というような意味だな。 |
| 刀匠を殺して剣を我がものにした王が、そのように命名したらしい |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
＼| ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 酷え話もあったもんだな。この手裏剣にも、そんな裏話はあるのか？ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
|／
∧
|||
|||
,､＿ ､ ,､ . ||| ,､
／/┤ | ,! ｀~' ヽ |||￣' 丶
/ || } o | Σ||| o そ
ヽ, ノﾉ ヽд ノ . ﾚ|||д ヾ
/￣ ｀ヽ / /l ヽ ⊂(0)⊃ ヽ
/ | （_つ(二_ノ と＿/ |
- 358 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 22:07:53 ID:9n3bUPLi0
- 11
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| それは東方で造られた武器だ。いかにして生まれたのかは、私も知らぬ。 |
l しかし、それを巡って流された血については、わずかだが語ることもできよう |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ￣￣￣＼
| その手裏剣──「苦無」と呼ばれる型の手裏剣は、かつて |
l 大魔導師ワードナの迷宮にまで持ち込まれた品のひとつだ |
＼＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
＼|
＼__人__人__人__人__人__／
＜ ＞
＜ ワードナの！？ ＞
＜ ＞
／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼
A-A ∧∧て ∧,,∧て
〈:::::::,-〉 (ﾟДﾟ；) ミﾟдﾟ；彡
／|
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| そうだ。その迷宮に入り込み、ワードナの首を獲ろうとした冒険者のひとり |
| に、凶悪窮まりないホビットの忍者がいた。その男は手始めに、迷宮に呼 |
| び集められていたワードナの配下の忍者たちを狙って殺していった。目的 |
l はひとつ、その手裏剣を持っていた忍者から奪い取るためだけだ── |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿＿＿＿／
／￣ ￣＼
| ・・・・・・ |
＼＿＿＿／
- 359 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 22:08:30 ID:9n3bUPLi0
- 10
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 結局このホビットは手裏剣を手に入れた。その時まで |
| に想像もつかぬ数の者がこの忍者に殺されたという |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿／
＼|
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| やっぱり厭な話がありやがる。それで、そのホビット |
| はどうしたんだ。ワードナと戦うことはできたのか？ |
A-A ＼＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
〈::::,─〉 |／
<;;;;;;;：;>
|;;;;;;;;|
ノ;;;;;;;;;ゝ ∧,,∧ ∧∧
ミﾟ； 彡 (ﾟ,, )
- 360 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 22:09:04 ID:9n3bUPLi0
- 9
／￣￣￣￣￣＼
| いいや── ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 忍者に首を落とされて死んだ。パーティも壊滅し、ホビットは蘇生されぬまま |
| ゾンビとなって、他の冒険者たちに襲いかかり、魔物としての最後を迎えた |
| そうだ。その手裏剣にも、爆炎の呪文を浴びた痕跡が残っていただろう |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ﾃｨﾙﾄｳｪｲﾄ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
＼|
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| この灼き痕か・・・・・・ |
＼＿＿＿ ＿＿＿＿＿／
|／
∧∧ ∧,,∧
(；｡ _｡) ミﾟДﾟ,,彡 n
(つ♂) (ﾐ ﾐつ(0)[二二二二）
ｌ ｌ ﾐ ﾐ u
A-A し｀Ｊ し''Ｊ
〈:::::::::::〉
|＼
／￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
l それにしても、おぞましい死に様だな。ゾンビになっ .|
| たうえに、爆炎で灼かれるなんざ目も当てられねえ |
＼＿＿＿ ﾃｨﾙﾄｳｪｲﾄ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
- 361 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 22:09:45 ID:9n3bUPLi0
- 8
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| もうひとつ、ロード向けの品がある |
＼＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿／
＼|
/∨ヽ A-A
,(,,´ｰ｀) 〈::::,─〉
( つ三() と「;;;;;;;：;;>
ｌ ｌ |;;;;;;;;|
し｀Ｊ ノ;;;;;;;;;ゝ ∧,,∧ ∧∧
ミﾟ； 彡 (ﾟ； )
- 362 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 22:10:22 ID:9n3bUPLi0
- 7
∧,,∧
／ミ；ﾟДﾟ彡 ￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| まさか・・・・・・それは──！ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
/ヽ ＿_ /ヽ
,, -‐''/;;;;;;;;;ヽ''‐- ､
／ >ー─< ＼
／ヽ ◎二二二二◎ /＼
/ ヽ＿,ヽ＿＿＿ノ､＿/ ﾍ
i＼_ノ { . |§| } ヽ_／i
（＿）三{ ヽヽ. |∽| / / }三(＿)
〈/￣ヽ } }. |∬| { { /￣ヽ〉
＼γヽ＼ヽ|∂|ノ ／l/-､ ／
| ｀ー' ＼￣￣￣ ／ ー' |
| i ￣￣￣ i |
└┴-‐┴‐‐---‐-┴-‐-‐-┘
/ ヽ
A-A
／〈─､::::〉￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 聖なる鎧──別名「君主の装束」とも呼ばれる特殊な鎧だ。仮にもロ |
| ードの称号を受け継ぐ者なら、この呼称を耳にしたことくらいはあろう |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
- 363 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 22:11:18 ID:9n3bUPLi0
- 6
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 登攀時の装着は邪魔になるだろうが、金属性の鎧と違って持ち |
| 運びには便利だ。背負い袋にでも入れて持っていくが良かろう .|
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
|／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 素晴らしい・・・・・・触れているだけで、力が注ぎ込まれてくるようだ・・・・・・ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
＼|
∧∧ ∧,,∧
(,,ﾟДﾟ) ミ*ﾞ∀ﾞ彡
(つ♂) ﾐつ三()
ｌ ｌ ﾐ ﾐ
し｀Ｊ し''Ｊ A-A
〈:::::::::::〉
- 364 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 22:12:02 ID:9n3bUPLi0
- 5
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| ジヴラシア、マイノス。さっきから何をしているのです？ |
| 私たちはもう別れを交わしてしまいましたのに .|
＼＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
＼|
∧∧
(ﾟo ﾟ*)
(つ )
ｌ ｌ
|__lノ
∧,,∧
ミ,, ﾟ彡 ∧∧ A-A
ﾐ ﾐ (,, ﾟ) 〈:::::::::::〉 /∨ヽ
- 365 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 22:12:47 ID:9n3bUPLi0
- 4
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| リルガミン王国統治者、ベイキ女王とお見受けする。 .|
| 我が名はアドリアン。今回の登攀に同行させて戴く |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
|／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| もう統治者ではありません。たった今、五賢者たちに留守中の全権を委ね |
l たばかり。もっとも私がこれまで、政をこなしていたわけではありませんけど |
＼＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
＼|
/＼
／| ┌─┤ーヽ､
／ |＿ | └─‐' ヽ
／ | ヽ || ヽ
| | | | |
| 0 { ヽヽ ノ
＼ ＊ oﾉ ７T ￣ヽ
７ 「 |・ |
- 366 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 22:13:23 ID:9n3bUPLi0
- 3
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| はじめまして。私はアラビク二世の娘ベイキ。ところで・・・・・・訊いてもいいことな |
| のでしょうか？あなたはどうして、そのように不便そうな格好をしているのです？ .|
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
|／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 私の肌は日光に弱い。もう少し曇ってくれれば、 .|
| このようなベールを取り払って話せるのだが |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿／
＼|
A-A
〈::::,─〉
<;;;;;;;：;>
|;;;;;;;;| ∧∧
ノ;;;;;;;;;ゝ (ﾟ* )
( )
- 367 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 22:14:12 ID:9n3bUPLi0
- 2
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| あなたにこれを差し上げよう。この道中、必ずやあな .|
| たを窮地から救う護符だ。受け取ってもらえるかな |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
∨ ∧∧
／(*^ヮ^)￣＼
| 喜んで |
＼＿＿＿＿／
,､ ＿ ,､
|,ゝn く |
/ ﾉ::ヽ ﾍ
l_( ｰ ）」
/,Ｇ ・「 ヽ
| ∧・ |
7◎ | |
- 368 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 23:10:03 ID:9n3bUPLi0
- 1
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 不思議ですね。こんなに大きな飾りなのに、全然邪魔な感じがしないなんて |
| でも、素敵なペンダントですわ。感謝します、アドリアン |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
∨
|＼ ／|
| ｀ー‐´ |
〉 〈
| O O |
ヽ ワ *ノ
／ ヽ / ヽ
（＿つ０） ､ | つづく
- 369 ：ちちむす ◆yPwHPtuzPE [sage]：2007/11/14(水) 23:10:53 ID:9n3bUPLi0
- 世界樹の迷宮２楽しみだね。あと、星魚がＷＩＺもどきを出すらしいね
ﾁﾁﾑｽ
(*ﾟ∀ﾟ)
|