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- 53 :( ´∀`)さん[sage]:2007/02/26(月) 17:49:52 ID:wINhbgf00
- 54 :( ´∀`)さん[sage]:2007/02/26(月) 17:50:23 ID:wINhbgf00
寂しがり屋で 疑り深いご主人様が お前の『ありがとう』が 目に見えない事が ∧__∧ 不満であると そう仰った ( ・∀) ∧_,,,, 〈 つ ,〉 (-,;゚#.;) | ,_ | l ;;; ヽ l,___,,)__) U,_;; ;;)〜
- 55 :( ´∀`)さん[sage]:2007/02/26(月) 17:50:55 ID:wINhbgf00
如何すれば 解って頂けるか 悩んでいたところ お前はその命で 証明出来るか と ご主人様が 仰ったので ∧__∧ ( ・∀) ∧_,,, 〈 つ (-,;゚#.;) 迷うことなく「ハイ」と | ,_ | l ;;; ヽ l,___,,)__) U,_;; ;;)、_ 私は簡潔に応える
- 56 :( ´∀`)さん[sage]:2007/02/26(月) 17:51:27 ID:wINhbgf00
立ち上がった私の首に ご主人様の指が巻き付く 良いのか とご主人様は問う ∧__∧ ∧_,,,, 私はやはり ( ・∀)(-,;゚#.;) 「ハイ」 と 〈 つつ|:; :;U 簡潔に応えた | ,_ | |:;:;:;:;:}ー l,___,,)__) (_:ヽ_;j
- 57 :( ´∀`)さん[sage]:2007/02/26(月) 17:51:57 ID:wINhbgf00
いつか この優しい人に 余すところなく その『ありがとう』を ∧__∧ ∧_,,,, ( ‐∀)(-,;゙#.;) 伝えられる人が 〈 つつ|:; :;U 現れる事を切に祈って─── | ,_ | |:;:;:;:;:}、 l,___,,)__) (_:ヽ_;j ) 私は目を閉じた
- 58 :( ´∀`)さん[sage]:2007/02/26(月) 17:52:28 ID:wINhbgf00
『ありがとう』 ご主人様はぽつりと そう仰った ∧__∧ ∧_,,,, ( -∀)(-,; #.;) 〈 つつ|:; :;U それは寂しげな色形をしている | ,_ | |:;:;:;:;:}、 l,___,,)__) (_:ヽ_;j l
- 59 :( ´∀`)さん[sage]:2007/02/26(月) 17:52:58 ID:wINhbgf00
- 60 :( ´∀`)さん[sage]:2007/02/26(月) 17:53:29 ID:wINhbgf00
目を開けると ご主人様は 相変わらず私の首に 指を巻きつけるばかりで ∧__∧ ∧_,,,, ( ・∀)(-,;゚#.;) 〈 つつ|:; :;U その手指に 力が入る事はなく | ,_ | |:;:;:;:;:}ノ l,___,,)__) (_:ヽ_;j
- 61 :( ´∀`)さん[sage]:2007/02/26(月) 18:11:01 ID:wINhbgf00
ご主人様は もう一度 『ありがとう』 と仰った それは 先程よりは温かい色形をしていた ∧__∧ ∧_,,,, 今 私が ( ・∀)(-,;゚#.;) この胸にある『ありがとう』を捧げたら 〈 つつ|:; :;U | ,_ | |:;:;:;:;:}〜 この人は望むものを l,___,,)__) (_:ヽ_;j 手に入れられるだろうか
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